演出:蜷川幸雄
 作:W.シェイクスピア
 翻訳:松岡和子
 出演: 成宮寛貴、小栗 旬、菅野菜保之、高橋 洋 他
 
 −COMMENT−
 はいこれやばいです。見物です。この「お気に召すまま」は、いわゆる“ラブコメ” なんですが、役者が全員男です!!かつての演劇界は、舞台に女性があがることが 許されておらず、女役も全て男性が演じていました。それを今回再現しよう、と。
 で、その女役に成宮寛貴!!そんな「彼女」の恋人役に小栗旬!!!!ぎゃーー!!! 世に言うヤオイですか・・・。ていうかゲイ説が途切れない成宮君が小栗君と 恋人役なんて。。。やばい見たいです。え、変態ですって?構いませんわ☆

原作読みましたけど、これまたくだらない・・・というか分かりづらい作品。 だってストーリーのわりに登場人物が 多くて、かなり混乱。おいシェークスピアもっとちゃんとまとめろよなぁ!? ていうのが感想です。でもまぁコメディーなのでよしとします。これを 蜷川さんがどうアプローチしてくるのかが非常に楽しみ。期待大です。 ペケは14日に見に行きます♪♪


*8月6日〜8月21日、彩の国さいたま芸術劇場大ホールにて。
 チケットは完売しています。
 詳しい情報はこちら
 成宮君と小栗君のインタビューも見れます。










はーい行ってきました見てきました。色々とありますが、 面白かったです。恋愛喜劇ですから。
よかったんですが、終始主役の二人にハラハラ・・・(´Д`υ) だ、大丈夫かなっ?!かまないかなっ?!台詞とばないかなっ!?と。いや〜舞台経験が あまりない新人の方々ですから、しょうがないんだけど…不安でしたねぇ。 でもまぁよく頑張ったと思います(って何様だよ自分)。ていうか成宮がさ…かわいくてさ。。 女の立ち振る舞いが板につきすぎ。違和感なさすぎ。地だよね・・・。まぁ分かってたけど。。。 でも、女役としては成宮より全然月川さんのが良かったです。シーリア役の月川勇気さん。上の画像の左下の方。 役どころもクールなツッコミをいれていくという(しかもそのツッコミが切れがあって面白い)なんとも ナイス役柄だったんですが、ほんとに男かしら。。。と思った。私よりぜんぜん女らしい(´Д`υ) 素敵でしたねぇ。それから、高橋洋さん。まじかっこよかった。上の画像の右上の方です。 やばかっこよかった。素敵です・・・ちなみにオイディプスにもでていたらしい。 分からなかった。。。ちくしょう。。。そして小栗ね。小栗。自分で考えてたより 全然かっこよかった。あの人テレビで見るより本物のがずっといいわ。てか足ながっ!!!! 最後のほうに正装ででてくるんですが、足の長さに「ほぇぇぇぇ」でした。まぁ、女役の成宮にあわせて 厚底履いてたのかもしんないけど。萬斎さんもすっごい厚底はいてたしな。でもそれって役者さんとしては大変だよな。

会場はなかなか良い会場でした。こじんまりしてて、全部に段差があるのでどの席でも見やすい。 特にバルコニー席!!コクーンは席が普通に真横を向いているので、いつも舞台を見るのに必死なのですが、 あそこは舞台に向かうように、ななめに設置されていたので、見やすかったです。あれはいいね。 そんな会場を活かした演出がよかったです。両サイドの客席の真ん中あたりから、皆出入りするんですわ。 もちろん舞台の袖からのこともありますが。通路側の人はたまらんかったでしょう。私は違いましたが。。。 客に嬉しい演出でした。ただ・・・この会場、遠い( ;゜Д゜)!!!!埼玉の奥地…大宮の少し手前の与野本町というところで。 せめて大宮ならね、まだ便利なのに。まぁ良いけど…せっかくいい会場なんだから、もうちょっと いいとこにつくればよかったのにねぇ。彩の国さいたま芸術劇場って名前もセンスを疑う。

いいたいことは色々あるのだがまとまらん…゚(゚´Д`゚)゜。ウァァァン とりあえず面白い ラブコメでしたよ。ほんとに火を燃やしたり、本物のひつじがでてきたり、面白い演出が多かった。ただ。。。 最後のやつだけは納得できない・・・っていうかわからない(・・?森の中でのお話なので、舞台のセットはうっそうとした 木々のセットなのですが(これがまたきれい)、最後の皆の結婚式の時に、上から奇想天外なものがおりてくるんですわ。 あれは・・・なに?!なんで??ねぇなんで?!蜷川さん教えて!!あれは何でなの??見に来た客を「なんで??」って思わせたくて やったの??出演者の人がだれか突っ込んでくれると思ったのにみんなあれについて放置プレイだし!!あ〜〜あれはなんだったんだようヽ(`Д´)ノウワァァァンン ちなみに、どんなんかというと、おかめのこどもみたいなやつ。ほら、なんかほっぺが赤くてさ、おかめみたいな顔しててさ、二頭身くらいのやつ!!あるじゃん?? あれの巨大なやつが三つ、森のセットの上から突如おりてくるのですよ。びっくりだよ・・・なんだよそれ・・・わっかんねぇって。 まぁいいけどさ。いやよくないよくない。ほんとあれはわっかんなかった。

で、さらにダメだしですけど、成宮がさ、最後にさ、こう、観客に向かって手を振ってたんだよね。あ、小栗もだけど。 そりゃあね、成宮や小栗目当てできてる若い女が多かったけれど、蜷川シェークスピアをみたくて来ている年配の方や、芝居好きの人もいるわけですよ。 そのへんわきまえて、最後までなりきってほしかったですねぇ。出演者が全員並んで礼するときも、成宮は両手挙げちゃってたけど、女役月川さんはそんなことせず、 ドレスの裾をもってきれいに礼してましたもの。あれがほしかったなぁ。あんた女役なんだから!!こら!!投げキッスなんて するんじゃないの!!ってかんじで。頑張ってよ〜成宮〜と。

でもまぁね、成宮のころころ変わる表情がなんとも愛らしかったです。 小栗の切なそう〜な芝居も良かった。楽しかったので、良しとします☆



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