【あらすじ】 八代将軍吉宗の側近愚楽老人の計略で、日光東照宮造営を担当させられた柳生家では、莫大な資金をどのように捻出するか苦悩していた。そこへ、柳生家の家宝「こけ猿の壺」には先祖が蓄えた百万両の隠し場所がしるされているという知らせ。しかし柳生家に壺はない。つい先頃柳生源三郎が、婿入りの引き出物にと江戸に持っていってしまったのだ。早速柳生の使者が源三郎の後を追った。
一方密偵から壺の秘密を聞いた愚楽は、壺を我が物にしようと刺客を放った。やがて壺は人から人へ転々と渡り、ついに丹下左膳の手に・・・。百万両のありかが隠された壺をめぐり、将軍、大名、金に目のくらんだ庶民まで、ありとあらゆる人々の思惑と欲望が渦巻く大争奪戦。これぞ痛快娯楽時代劇の決定版。 <COMMENT> 「性は丹下、名は左膳・・・」 うおぉぉぉ!!まじよかった!!面白かった!!やっぱ時代劇好きだーーー!!! 今年は空前の左膳ブーム(映画、テレビで放映)でしたけど、その集大成ともいえる 今回の芝居。ほんとよかった。いやーまじ獅童くん(・∀・)イイ!!いいよ!!思えば長かった な・・・6月23日に、「浪人街」の当日券を狙って青山劇場で6時間ほど並び、チケット をゲットできず、「獅童君が相当良いらしい」という口コミだけ散々聞いて帰ったあの日から 約半年。やっとあの雪辱を果たすことが出来た!!やっと生獅童!!うーん、期待しまくりでいった けど、かなり期待以上〜〜!!!!ナイス〜〜〜!!!!「新撰組!」ではヘタレ役、「いま、会いに ゆきます」でも子供に「〜君」呼ばわりされてるよわーい父親役。そういうのも別に嫌いじゃないけれど、彼は舞台で大暴れしてんのが一番良い!!!!「中村獅童ってきらーい」とか言ってる人、これ見たら絶対好きになるよ。絶対なる。 テレビでも前放送してたので、見た人もいると思いますが、内容は同じです。俄然舞台のが 良かったけどね〜ふふふ☆★監修、脚本はテレビ版と同じ方が担当してます。いやーなんか 興奮冷めやらぬ感じ。なんていうかね、いつもはわりと役者さんが若い人が多くて、それは それでいいんだけど、今日みたいなのを見ると、やっぱぜんっぜん違うよなぁ〜〜と痛感。 皆様場数が違いますから、うまいんだよね、見せ方とかアドリブとかがさ。こっちがヒヤヒヤ することなんて全然ないし。すっごい楽しめる。さすがですよほんと。立ち振る舞いが あざやかなんだよなぁ。。。ちょっとしたとことかが。もちろん太刀場面も良い!!!! 柳生源三郎と二人で多量の刺客と戦うところなんで、まじ刺客もすっげぇいい動きしてるから、 どこ見ていいのか分からなくなってしまった。すげぇよ〜〜。
回転舞台っていうのは何度見ても興奮しちゃいますねぇ。どんどん変わる舞台、役者。
全然飽きない!!みんなのキャラを存分にいかした脚本と演出に拍手!!丹下左膳でこんなに
笑えるとはね…。あとすっげぇと思ったのは、左膳とお藤の喧嘩。左膳のお相手、お藤は辺見エミリだったんですが、パンフのインタビューで「左膳との喧嘩は本気でやりたい」って答えてたんですが、まさかあそこまで本気でやるとは。お客さんは大笑いですよ。もの飛ばしすぎ。叩き過ぎ。
ほんとに本気でやってるわぁ。。。あと、やっぱ愚楽と将軍吉宗のやり取りはずるいね。
おいしすぎた。吉宗は元ジョビジョバの長谷川朝晴だったんですが、彼は声いいねー。見せ方を
知っておられる。愚楽は麿赤兒(まろあかじ)さん。テレビでもやってましたが、テレビ版
よりかなりはっちゃけちゃっててすごかった。うーん、役者はみーんな良かったなぁ(・∀・)
これ、一番安い席は3000円です!!見るべし!!見るべし!!あー・・・一等席でもう一度見たいなぁ
(´・ω・`) ショボーン |